式子内親王

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式子内親王

シキシナイシンノウ

講談社文庫

後白河皇女として生を享け、斎院として華やかな時を過したはずの式子内親王。しかしその歌は、〈忍ぶる恋〉に特色づけられるように、耀きに満ちたものではない。法皇没後に、陰謀事件との関係を疑われ出家し、孤独な生涯を閉じた式子。なぜ激しく熱い心を、深い鬱情のうちに閉じ込めざるを得なかったのか……。歌と生涯を辿り、一つの時代の終焉を詠めざるを得なかった、女の姿を浮彫りにする。


(忍ぶる恋)に生きた式子内親王の歌と生涯。後白河皇女として生を享け、斎院として華やかな時を過し、法皇没後陰謀事件との関係を疑われ出家、孤独な生涯を閉じた式子の内に展がる深い抒情世界を描く


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書誌情報

紙版

発売日

1979年07月17日

ISBN

9784061341012

判型

A6

価格

定価:352円(本体320円)

ページ数

261ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2018年09月14日

JDCN

06A0000000000030773T

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