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天の魚 ―続・苦海浄土―
テンノウオゾククカイジョウド

「苦海浄土」に続き、魂の詩人・石牟礼道子が、生死のあわいにある人々へむけて綴った、現代の鎮魂の記。ーー豊饒なる不知火海から、天の水と天の魚を奪い生活を破壊し、やがて20数年にわたって人間の命を破壊しさった、世紀の受難というべき水俣公害。ついにチッソと直接交渉を実現、解体する日常との闘いが残された患者漁民の観たものは何か? 「東京の空の美しゅうございました……」は、誰でも望む言葉であって、誰でも云えない言葉になった。80年代の日本の現実、必読の一冊。
ⒸMichiko Ishimure
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書誌情報
紙版
発売日
1980年04月14日
ISBN
9784061341166
判型
A6
価格
定価:550円(本体500円)
ページ数
444ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年07月03日
JDCN
06A0000000000074539C
収録作品
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作品名初出
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作品名
天の魚―続・苦海浄土―
初出
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作品名
「天の魚」覚え書き
初出