赤の組曲

学生時代の知己・坂口秋男が、千草検事の許を訪れ、妻・美世の失跡を告げた。預金３０万円が引き出され、伝言板に３つのゼロが記されてあった。一方、長野県・別所温泉の旅館に、赤いネグリジェを遺して消えた挙動不審の女は、美世らしい。失跡の謎に加え、美世の周辺の人間が、殺人者の手にかかり、事件は意外な展開をみせる。

ⒸTakao Tsuchiya

書誌情報

紙版

• 発売日: 1976年02月24日
• ISBN: 9784061360389
• 判型: A6
• 価格: 定価：374円（本体340円）
• ページ数: 276ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2020年11月27日
• JDCN: 06A0000000000133495L

著者紹介

著： 土屋　隆夫（ツチヤ　タカオ）

その他： 斎藤　和雄（サイトウ　カズオ）

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