明暗二道

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明暗二道

メイアンフタミチ

講談社文庫

戯作者の鵞湖亭茅舎が、木曽へ向かって旅立ったのは、天保10年の夏のことでした。鳥居峠まで来た時でした。一人の武士が鵞湖亭を見詰めながら立っていました。ところがちょっと意外なのは、その武士が顫えていることでした。…………老婆が一人崖っぷちに、切り倒されておりました。(さっきの武士が切ったんだろう)(抵抗力もないあんな老婆を、何故あの武士は切ったのだろう?)…………鵞湖亭茅舎の行く先々にもちあがる、意外、不思議な事件の数々!


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書誌情報

紙版

発売日

1976年11月09日

ISBN

9784061406230

判型

A6

価格

定価:330円(本体300円)

ページ数

219ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2021年10月01日

JDCN

06A0000000000308844R

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