真田幸村
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真田幸村

サナダユキムラ

徳川の大軍を向こうにまわしてびくともしなかった大阪方の強みは、軍略の神真田幸村のいたことだ。自製の新兵器地雷火大砲を用い、たくさんの忍術者を八方にとばし、敵の総大将家康を幾度となく追い詰める。大阪冬夏二陣の際の智謀と追撃に、誰もかれもが大拍手大喝采!


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目次

きのうにかわるきょうの身の上
負うた子に教わる浅瀬
血に餓えて夜泣きをする名剣
天体の乱れに知る、天下の異変
親子兄弟が敵と味方に
孤城一つに天下の大軍を釘づけ
用いざれば孔明たりともすなわち臥竜
関所の前でにわかの仮病
うへっ、ぶっそうなご家来衆
度肝を抜かれた両重役
突っ張りすぎた欲の皮
苦肉に報いる苦肉の策
おのれ家康、覚悟におよべっ
びっくりぎょうてん、大助初陣の功名
デマに迷うな、放言を信ずるな
くわばらくわばら、死んでも命があるように
絶体絶命、九死に一生の大御所
いやはや、褞袍姿の将軍家

書誌情報

電子版

発売日

2014年05月23日

JDCN

0614330100100011000B

初出

本シリーズは、昭和29年に小社より刊行「講談全集」の文庫版選集ね今回の観光にあたって現代表記に改めました

著者紹介

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