
水戸黄門
ミトコウモン
- 編: 講談社出版研究所
天下の副将軍として諸大名を縮み上がらせた水戸光圀公。隠居してからは百姓姿に身をやつし、助さん格さんという剣術の名人をお供に連れ、諸国漫遊に出かけた。お役人やお侍が、百姓爺だと馬鹿にすると、あに図らんやそれが光圀公。びっくり仰天して大騒ぎ! 山賊退治や孝子の助太刀等、痛快愉快の大活躍。
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目次
せんだんは双葉より香し
光圀公の悩み
産着に猫のお下がり
「あっ目がつぶれた!」
尽きせぬ縁、親子の対面
世嗣ぎはかわるがわる
お犬さままかり通る
光圀公大いに怒る
犬の皮三十枚献上
農夫と土下座問答
百姓は国の宝
手洟、手煙草、肥かつぎ
いもいもしい話
藤井紋太夫を成敗する
俳諧師松雪庵元起来る
黒鉄頭の叩き代百文也
奥州路へ旅立つ
孝子丹頂の鶴
大工金太郎の義侠
腕試しの天狗現わる
白河城下の敵討ち
五十人力の勇士
裸にされた黄門さま
小町女剣客の恋
乞食と美人の試合
火吹き竹のいましめ
泣く老婆・詫
書誌情報
電子版
発売日
2014年05月23日
JDCN
0614330200100011000E
初出
本シリーズは、昭和29年に小社より刊行「講談全集」の文庫版選集ね今回の観光にあたって現代表記に改めました