
電子のみ
大岡政談
オオオカセイダン
- 編: 講談社出版研究所
厳正さと人情を失わない名裁きによって江戸市民の喝采を浴び、名奉行の名を残した大岡越前守忠相。扱った多くの公事の中でも、最も許しがたいのは天一坊の偽ご落胤騒動だった。切腹まで覚悟した事件の顛末はいかに。
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目次
第一話 天一坊
乳母から聞いた身の上
大岡、若さまを召し捕る
天下御免の巾着切り
将軍自ら願人となる
因果や赤ん坊の死
肝智! 他殺と見せかけた老婆の死体
毒殺! 自殺! 周到なからくり
あわや戒行の命は風前の灯火
はじめて落胤を名のる
陰謀の陣第一歩
天忠坊に面会いたす
伊賀亮一味に加わる
計画は順調にすすむ
天一坊江戸へ乗りこむ
「ひょっとしたら……」と越前守
越前守に閉門申しつく
思案にくれる主従三人
不浄門の籠ぬけ
大岡越前、覚悟の上申
主税の頓智で開門す
水戸公早朝のご登城
ぬかりなき捕り方の陣
書誌情報
電子版
発売日
2014年05月23日
JDCN
0614330300100011000H
初出
本シリーズは、昭和29年に小社より刊行「講談全集」の文庫版選集ね今回の観光にあたって現代表記に改めました