
太閤記
タイコウキ
- 編: 講談社出版研究所
尾張愛知郡中村の農家に生まれた日吉丸は、青雲の志を抱いて家を飛び出し、やがて織田信長に仕える。卓越した手腕、生来の人情味によって、木下藤吉郎、羽柴筑前守と名を変えつつ異数の出世を遂げ、信長亡きあと、明智光秀を倒して天下を統一する。人心魅了の天才の、痛快なる出世講談。
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目次
三十八回クビになった日吉丸
蜂須賀小六も舌を巻く
木下藤吉郎高吉を名乗る
初陣に敵の大将の首を斬る
織田信長に召し抱えらる
信長公の御感いよいよ深し
勢州佐屋川合戦の明暗二筋道
奇怪極まる立て札のなぞを解く
藤吉郎、三日間で普請を完成
駆け引き比べ、長短槍試合
主水の奸計、藤吉郎の情け
一石三鳥の計略、図に当たる
藤吉郎、平手監物と大激論
物騒極まる加勢の面々
討ち取ったる首級二千五百
十面埋伏、むしろ旗・たいまつの陣
秀吉を名乗り、洲股城主となる
竹中半兵衛と庵中の問答
西美濃三人衆の帰服
千なり瓢の卵
書誌情報
電子版
発売日
2014年05月23日
JDCN
0614330600100011000Q
初出
本シリーズは、昭和29年に小社より刊行「講談全集」の文庫版選集ね今回の観光にあたって現代表記に改めました