猿飛佐助
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猿飛佐助

サルトビサスケ

十歳で戸沢白雲斎より忍術を教わり、修行ののち免許皆伝となった佐助は、十六歳で幸村と出会い家来になる。得意の忍術をもって諸国を漫遊中、至る所で弱者を扶けて強者を挫く。彦根の城下に伊井を脅かし、江戸城に関東方の総帥家康に怖じ気を震わせ、仙台青葉城内では政宗を罵る。時に風を呼び火をおこし雨を呼ぶ変幻出没の快場面の連続、痛快講談。


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目次

まるで人間の洗たくだ
忍術修行に二十四時間勤務
がまの平兵衛「ギューッ」
佐助、六勇士を手玉にとる
逆手を食った布団蒸し
あわや、腰元楓は落花狼藉
楓、日ねもす身をこがす
猿飛もこれには顔赤らめる
奥御殿に忍び寄る黒装束
六勇士、一番家老につめ寄る
捕らえてびっくり、しまったり
一を知って、二を知らぬ
佐助、沼田城内を騒がす
気合い一声! 人馬もろとも投げ飛ばす
紅一点の女傑白絹の奮戦
秀吉公の荒武者をひしぐ
破裂した狸じじいのかんしゃく玉
ひらめく槍先、鈴鹿峠の大乱闘
きさまが石川五右衛門か
塙団右衛門

書誌情報

電子版

発売日

2014年05月23日

JDCN

0614330900100011000A

初出

本シリーズは、昭和29年に小社より刊行「講談全集」の文庫版選集ね今回の観光にあたって現代表記に改めました

著者紹介

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