稟議と根回し

稟議と根回し

リンギトネマワシニホンノソシキフウド

講談社現代新書

日本の組織風土
入社して数年、ようやく仕事に慣れたのに、自分の企画が通らないのはなぜか?一所懸命の努力が評価されないのはなぜか?本書では、若手社員の創意でもトップ・マネジメントにまで巧みに反映させる稟議制度、相手の立場に立って考える気ばたらきから生まれ全員の合意を生み出す根回し──など、海外にも知られた独特の組織風土と、企業内部にはたらく論理を豊富な実例によって解明し、若いビジネスマンが、会社の中で伸びやかに自分を実現していくための指針を提示する。


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目次

●会社とは何か
●「つとめる」と「はたらく」
●会社主義の起源
●考え方ときまり方──稟議の伝統
●コミュニケーションの仕組み──根回しの条件
●企業内情報のとり方
●喫茶店的コミュニケーション
●組織のなかの人間学
●昇進の力学
●異動・転勤の論理

書誌情報

紙版

発売日

1985年04月17日

ISBN

9784061457720

判型

新書

価格

定価:694円(本体631円)

通巻番号

772

ページ数

203ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介