アリスの悩み

アリスの悩み

アリスノナヤミ

青い鳥文庫

灰谷健次郎氏も大感激!!
「素敵な女性」になるための秘訣がギッシリつまっている本です。
――少女アリスは魅惑的だ。繊細で、そのくせ、とんまなこともやらかす。ミーハー的なところもあるのに、人や自分を見る目は鋭い。あるときは小悪魔だったり、あるときは道化師だったりする。思春期の、あるいは思春期前の少女なら、誰でもうなずいたり、くすんと笑ったり、いっしょに、ちょっぴり落ちこんだりするキャラクターが、じつに痛快で、楽しい。――解説・灰谷健次郎

アリスは12歳で、楽器店の店長をしているパパと、大学生の兄・レスターの3人家族の紅一点。年ごろのアリスの興味は、唇につけるリップ・グロスや下着の選びかた、BF(ボーイフレンド)とのデート方法だ。そして、なによりも必要なのは、それらのことを教えてくれる“ママ”の代わりになる女性だ。そんなアリスの前に、タイプの違うふたりの女性教師が現れて……。


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書誌情報

紙版

発売日

1996年06月14日

ISBN

9784061484436

判型

新書

価格

定価:638円(本体580円)

ページ数

246ページ

シリーズ

講談社青い鳥文庫

著者紹介