くもの糸・杜子春 (新装版) 芥川龍之介短編集

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くもの糸・杜子春 (新装版) 芥川龍之介短編集

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青い鳥文庫

「くもの糸」・・・大どろぼうのカンダタは、お釈迦様がたらしてくれたくもの糸にすがって、極楽をめざしてのぼっていくが……? 「杜子春(とししゅん)」・・・仙人のおしえで、2度まで一夜にして都でいちばんの大金持ちになった杜子春は、むなしさから仙人になろうとするが!? 一度は読みたい芥川龍之介の短編が、スタジオジブリでアニメーターをつとめた百瀬義行の挿し絵によって、よりいっそう魅力的に!


「くもの糸」
大どろぼうのカンダタは、死後、地獄で苦しんでいた。
お釈迦様は、昔、カンダタがくもを助けたのを思い出し、極楽からくもの糸をたらした。
それにすがって、カンダタは極楽をめざしてのぼっていくが……!?

「杜子春(とししゅん)」
仙人のおしえで、一夜にして二度までも大金持ちになった杜子春は、世の中のむなしさから、仙人になろうとするが?

有名な2話を含む、芥川龍之介の名作短編11編を収録!

<日本の名作 小学上級から すべての漢字にふりがなつき>


  • 前巻
  • 次巻

目次

  もくじ
くもの糸・・・5
杜子春・・・15
魔術・・・43
仙人・・・65
たばこと悪魔・・・76
白・・・95
雛・・・118
トロッコ・・・149
龍・・・163
鼻・・・188
三つの宝・・・205
 解説 保永貞夫・・・229

書誌情報

紙版

発売日

2007年11月29日

ISBN

9784061487987

判型

新書

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社青い鳥文庫

電子版

発売日

2017年12月01日

JDCN

06A0000000000006945E

著者紹介

著: 芥川 龍之介(アクタガワ リュウノスケ)

小説家(1892-1927)。東京帝国大学文科大学英文学科在学中より『新思潮』に柳川隆之介のペンネームで作品を発表。夏目漱石門下生となり、大学卒業の年に発表した『鼻』の成功によって、新進作家の地位を確立。『羅生門』『芋粥』『蜘蛛の糸』『犬と笛』『アグニの神』『神々の微笑』『藪の中』など数多くの傑作を残した。

絵: 百瀬 義行(モモセ ヨシユキ)

1953年東京生まれ。アニメーター。スタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)で絵コンテを、『ホーホケキョとなりの山田くん』(1999)では演出、『ギブリーズepisode2』(2002)では監督をつとめた。

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