
パクス・アメリカーナの光と陰
パクス・アメリカーナノヒカリトカゲシンショアメリカガッシュウコクシ

大恐慌の絶望から立ち上がり、世界の盟主となったアメリカが築き上げた力による「世界の平和(パクスアメリカーナ)」。やがて超大国の繁栄にかげりを落とす、ヴェトナムの傷跡。苦悩し、自省し、模索する、同時代史をみずみずしく描く。
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目次
●大恐慌の試練
映画「キング・コング」の時代/職をよこせ、パンをよこせ!
●ニューディールと「アメリカ再生」の夢
●第2次世界大戦期のアメリカ
そして、パールハーバーへ/ヤルタ会談の「土産物」
●冷戦と自己満足の時代
朝鮮半島38度線の攻防/経済成長とベビーブーム
●よみがえるアメリカの民衆
人種暴動とブラックパワー/ヴェトナムをねじ伏せろ
●パクス・アメリカーナの終焉
ニクソン政権とその崩壊/保守回帰の時代
書誌情報
紙版
発売日
1989年02月15日
ISBN
9784061489387
判型
新書
価格
定価:726円(本体660円)
通巻番号
938
ページ数
238ページ
シリーズ
講談社現代新書