脳はどこまでわかったか

脳はどこまでわかったか

ノウハドコマデワカッタカ

講談社現代新書

人体最後の秘境。宇宙でもっとも複雑なシステム。脳研究は「こころ」の過程を考えるまでになった。概念の形成や思考は、いかになされるのか?長期記憶と短期記憶は、どうちがうのか?最先端の知見からやさしく解説する。


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目次

●脳をつくる素子
●認識する脳
単純から複雑へ──視覚の初期過程……情報の分割──数多くの視覚野……情報の統合──概念形成
●脳における歴史性
進化する脳……発達する脳……学習する脳……長期記憶……短期記憶
●行動する脳
運動のコントロール……本能による行動……複雑から単純へ
●2重の階層性
存在様式の階層性……情報処理の階層性……コンピュータは脳をこえられるか?

書誌情報

紙版

発売日

1991年07月16日

ISBN

9784061490598

判型

新書

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

1059

ページ数

258ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介