
英語表現をみがく―動詞編
エイゴヒョウゲンヲミガクドウシヘン

動詞こそ英語の心臓部(キーポイント)。頻出する基本16動詞(give make ……)生命力あふれる2語動詞(go on put out ……)微妙なトーンを作る助動詞(can must ……)など、動詞をその基本から理解し、英語感覚をみがく。
基本16動詞とは――「ベイシック英語」の動詞として提案されたのは次の16語である。come go put take give get make keep let do say see send be seem have。
名詞400語および形容詞150 語にくらべても、16という基本動詞の語数はきわめて限定されている。その理由としては、enter はcome in 、returnはcome back look はgive a lookのように「基本動詞+副詞」あるいは「基本動詞+名詞」でその代用ができるという事実があげられよう。さしあたって、ここに示されているような基本動詞を身につけておけば、最低限のコミケュニケーションは保証される。――本書より
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目次
●基本16動詞とは何か
●動詞が文をつくりだす
●英語のやまとことば――本来語と外来語
●やさしい英語を使う
●英語の歴史から学ぶ
●2語動詞の生命力
●1語動詞と2語動詞の差
●イディオムを読みとく
●名詞構文を使いこなす
●いかにも英語らしい表現
●「ていねいさ」の原理
●UとノンUとは
●会話の潤滑油――つなぎの3表現
●相手の立場に立つyou know you see
●助動詞で感情を示す
●canとmay物語
書誌情報
紙版
発売日
1991年09月17日
ISBN
9784061490697
判型
新書
価格
定価:704円(本体640円)
通巻番号
1069
ページ数
204ページ
シリーズ
講談社現代新書