
基本英単語を使いこなす
キホンエイタンゴヲツカイコナス

対話に活躍するmean、「立つ」だけでないstand、皮肉たっぷりのnose。イメージをつかめば、様々に広がる使いみち。コミュニケーションの第一歩は基本単語から。
テニスの腕前を聞かれたら?――たとえば、Kevin Costner主演のField of Dreamsの中で次のような場面があった。トウモロコシ畑の中に野球場ができて、Shoeless Joe Jacksonが初めて姿を見せ、Kevin Costner扮する主人公と話をする。話をしながら、ボールとバットがあるのを見たShoeless Joe Jacksonが、Can you pitch?(ボール投げられるかい?)と聞く。……名選手にCan you pitch?と聞かれて、主人公は臆することなく、Not bad.(けっこういけますよ)と言う。この返事は、英語のコミュニケーションの典型だと考えてよいのではないか。卑屈にNo I can't.などと言わず、かといってそれほど傲ることもなく、積極的に、しかし抑えた言い方でNot bat.と言っている。――本書より
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目次
●noseの持つ3つの性格
●companyとofficeのミステリー
●hospital? そら大変だ!
●comeとgoの方向をイメージしよう
●feelがsexyになる時……
●meanの効果的な使い方
●不思議なwonderの話
●ややこしいexcitedとexciting
●easyにもいろいろありまして
●日本人はreserved?
●mustは軽々しく使えない
●代名詞のoneとitの使い分け
●behindとその周辺
書誌情報
紙版
発売日
1992年07月16日
ISBN
9784061491069
判型
新書
価格
定価:704円(本体640円)
通巻番号
1106
ページ数
178ページ
シリーズ
講談社現代新書