
錬金術 宇宙論的生の哲学
レンキンジュツウチュウロンテキセイノテツガク

認識の1つの型としての錬金術──それは、地中海的な知であり、コスモロジー、象徴性、一元性を秘めた有機的汎生命論的な営為であった。近代知を脱構築する可能性をそのなかに探る。
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目次
●錬金術の起源
●「黒い土地の技」
●錬金術の思想文化史的位置
●錬金術の原理
●さまざまな象徴
●大いなる作業
●自然と病気
●錬金術的医学
●自然の営み
●薔薇十字団
●救済の風景
●ダンテとカンパネッラ
書誌情報
紙版
発売日
1992年12月16日
ISBN
9784061491281
判型
新書
価格
定価:704円(本体640円)
通巻番号
1128
ページ数
206ページ
シリーズ
講談社現代新書