
ドラキュラ誕生
ドラキュラタンジョウ
- 著: 仁賀 克雄

世紀末の大英帝国に誕生して以来100年、世界中の人々に恐れられ、かつ愛されつづけてきた不滅のモンスター〈吸血鬼ドラキュラ〉。その魅力のすべてがこの1冊に。
母からの賛辞――「この本はあなたの今まで書いたものの中でもとびきり優れています。ストーリーやスタイルは非常にセンセイショナルで、エキサイティングで興味深い。あなたは現代作家の中でかなり高い地位を占めると痛感しています。ロンドンの新聞でたくさんの「ドラキュラ」批評を読んだが、まだ物足りません。これは紛れもなくシェリー夫人の「フランケンシュタイン」以来の傑作であり、独創性や恐怖であなたの作品に優るものはありません――ポオなど問題にもなりません。私はこれまでに数多くの本を読んできましたが、このような本には1度も出会ったことがありません。この恐るべき刺激性は広範囲の評判を呼び、あなたに多大の収入をもたらすことになるでしょう」――本書より
- 前巻
- 次巻
目次
●吸血鬼の起源
●世界の吸血鬼
●有名な吸血鬼たち
●吸血鬼文学の歴史
世紀末の吸血鬼たち
●ドラキュラ公ヴラド・ツェペシュ
極悪人にして英雄
●「ドラキュラ」を書いた男
●ドラキュラの末裔
●吸血鬼の幻影
書誌情報
紙版
発売日
1995年09月18日
ISBN
9784061492691
判型
新書
価格
定価:694円(本体631円)
通巻番号
1269
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社現代新書