イタリア・都市の歩き方

イタリア・都市の歩き方

イタリア・トシノアルキカタ

講談社現代新書

荘厳な大聖堂、歴史を刻む大広場、ファッショナブルな通りや橋。町楽しく人よき国イタリアの魅力を、名場面とともに紹介する特選スポット・ガイド。

ミラノの便利な美術館――観光案内所の裏にパラッツォ・レアーレがある。ここで開かれる美術展の最大の長所は旅行者向きであること。時間の限られている旅行者にとって大層利用しやすい。ところが、ミラノの美術館案内のパンフレットにはこのパラッツォ・レアーレは載っていない。……シーズンごとに展示内容が変わる催し場だからだろうか。イタリアの多くの美術館、博物館は午後まで開いていなかったり、昼の閉館時間が2時間以上あったりするが、パラッツォ・レアーレは夕方まで通して開いている。そのため旅行者はドゥオモ付近でいろいろ買い物したり、食事したり、映画をみたりする合間に都合よく美術鑑賞できる。――本書より


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目次

●フィレンツェとトスカーナ
 天才たちの都
●ヴェネツィア
●ミラノと北部都市
 メトロポリスの誇り
●ナポリ
 ものぐるおしき誘惑の都
●シチリア
 カターニアの海
●ローマ

書誌情報

紙版

発売日

1997年03月19日

ISBN

9784061493476

判型

新書

価格

定価:836円(本体760円)

通巻番号

1347

ページ数

254ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介