はじめての一眼レフ

はじめての一眼レフ

ハジメテノイチガンレフ

講談社現代新書

基本から応用テクニックまで、写真の腕をいかに磨くか。まずは日常の中に発見を求める「ご近所写真術」から始めよう。

〔「ご近所写真術」のすすめ〕──時間と金をかけて遠くに行かなくとも写真は撮れる!「近所」もまた写真撮影の現場として面白いし、刺激に満ちた空間なのだ。なにしろ、そこで実際に自分が暮らしているのだから、否でも応でも「わたしの日常」と向かい合わなければいけないことになる。それは文学でいう「私性」などという難しい世界に固執することではなく、明日を生きていくための、ささやかな実験のようなものだと思っている。
気軽に写真を撮り、その結果を見る。また撮る。そんな単純な繰り返しの作業の中から、「見る」ことの楽しさや驚きを発見できる。そしてそこにあるモノ、ここにいる自分自身をゆっくりと確認していける。近所を歩くこともまたおおいなる旅のひとつなのではないだろうか。──本書より


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書誌情報

紙版

発売日

1997年07月18日

ISBN

9784061493643

判型

新書

価格

定価:836円(本体760円)

通巻番号

1364

ページ数

218ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介