パソコンを鍛える

パソコンを鍛える

パソコンヲキタエル

講談社現代新書

なぜ使いこなせないのか?OSの原理を知らないからだ。脱ウィンドウズからはじめるパソコンの「教科書」!

まえがき──パソコンの場合は、ユーザ本人がコンピュータに対して全権を持っている。どんなソフトを使おうとも、ユーザの自由である。オペレーティングシステムはコンピュータの一ソフトにすぎないから、パソコンを買ったときにまるでオマケのように勝手にタダで付いてくるオペレーティングシステムを終生使い続けなければならない、という義理はまったくない。自分でもっと良いオペレーティングシステムを選んで自機の上に導入し、それをベースとして今後の自分のコンピュータ生活を築いていける。自分のコンピュータに対して自分が持っている“全権”を自覚し、またオペレーティングシステムもたかが一ソフトだ、ユーザが自由に選べるのだ、という自覚が身につくと、あなたはそれまでのあてがいぶち&受け身のユーザから、自主的主体的なパソコンユーザへと変身成長していけるようになる。──本書より


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目次

●裸の機械はトゲだらけ
命令はどんな形?
●御者なきシステムに御者を
周辺装置なければ無能のコンピュータ
●オペレーティングシステム概観
システム資源を管理する
●ユーザインタフェイスの森
●オペレーティングシステムの誤解学
●勝手知ったるわがコンピュータ
●オペレーティングシステムの入れ替えについて

書誌情報

紙版

発売日

1998年09月18日

ISBN

9784061494176

判型

新書

価格

定価:726円(本体660円)

通巻番号

1417

ページ数

222ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介