
マイルス・デイヴィス
マイルス・デイヴィスジャズヲコエテ
- 著: 中山 康樹

20世紀を代表する天才音楽家は、40年以上にわたりシーンの最前線を走り続けた。残された膨大な音源から「必聴盤」を紹介し、“帝王”の魅力に迫る。
レコーディングから40年後にあたる1999年、「カインド・オブ・ブルー」にまつわる話題が内外の音楽シーンをにぎわせた……すでにピッチ(演奏の速度)が狂っていたことは数年前に解明され、現在は正規のピッチによる改訂版も発売されているが、それより注目すべきは、このアルバムが発売以来200万枚のセールスを記録し、その半数にあたる100万枚を最近の5年間で売り上げたこと──本書より
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目次
●四〇年代ジャズとマイルス登場
●黄金のグループと「カインド・オブ・ブルー」
マラソン・セッション
●ロックと闘う“ブラック・ヒーロー”
ジョン・コルトレーン脱退
ウェイン・ショーター登場
●奇跡の復活と“ポップ・マイルス”の時代
プリンスとの交流
●ラスト・ノーツ
運命の日
書誌情報
紙版
発売日
2000年02月18日
ISBN
9784061494909
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1490
ページ数
232ページ
シリーズ
講談社現代新書