
理想の病院
リソウノビョウイン
- 著: 吉原 清児

病院選びが生死を分けることもある!脳、心臓、がん治療の最前線から、老人医療、生活習慣病まで、全国の優良病院完全ガイド。
病院選びも医療のうち──「患者の寿命は医者次第」と言われるのに、とりあえず近所にあるクリニックや地元の病院へと駆けこむ。では、この場合で一体、何が第一の判断基準になるのだろう。世間の評判の高さ、知人の紹介、家族や親戚の勧める病院。あるいは、最初にかかった医師により別の病院を紹介してもらうケースだって珍しくない。ただ、がんや心臓病、脳の病気のような命にかかわる重い病気の場合は、うまくゆくとは限らない。そんなとき、どうしたらいいか。最近は、医療が多様化して、その病気に対する治療法も1つや2つではなくなってきた。この場合、だれに何を聞いてどう選べばいいか。自分や愛する家族の病状では、どの治療法がベストの選択なのか。そこで私はもう一歩踏みこんで、「自分がその病気にかかったら、どこまで最高の医療を受けられるか」という視点で、病院のリアルな現場を知ってみたいと思った。──本書より
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目次
●「理想の病院」を探す旅
●心臓病治療の最前線
●脳に挑む名医たち
●「がんを克服する」優良病院
担当医に聞くべきこと
●癒しとやすらぎの病院
ある老人保健施設の「奇跡」
●「身近な病気」との上手なつきあい方
がんと並ぶ二大国民病・糖尿病
●人間ドックの上手な利用法
書誌情報
紙版
発売日
2000年03月14日
ISBN
9784061494954
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
1495
ページ数
316ページ
シリーズ
講談社現代新書