うたと日本人

うたと日本人

ウタトニホンジン

講談社現代新書

古代歌謡から芭蕉まで
歌という「魔」の正体を求めて

日本人にとって「うた」は人や自然とのたたかいから生まれた魂の叫びだった!万葉歌の生命力と心性の淵源を探り、民謡や芭蕉の俳諧へと通底する「共同体の詩」の伝統を考察する。


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目次

はじめに
序 ──歌と民俗学──
第1章 歌の発生
第2章 挽歌の展開──柿本人麻呂を中心に──
第3章 うたげの世界
第4章 共同体の詩
あとがき
参考図書

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月19日

ISBN

9784061495135

判型

新書

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

1513

ページ数

248ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介