教養としての<まんが・アニメ>

教養としての<まんが・アニメ>

キョウヨウトシテノマンガ・アニメ

講談社現代新書

手塚治虫、梶原一騎、宮崎・高畑から、ガイナックス、岡崎京子まで
作家たちは、なにと戦ってきたか
飛雄馬がアトムから引き継いだものは?アニメ版トリトン最終回の衝撃とは?

主人公の内面をどう描くか。メディアミックスの先駆者はだれか。戦後の古典、名作をたどり、作家たちの手法を読み解く決定版。


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目次

●第1部・まんが論――大塚英志
1 手塚治虫 「熟成の困難さ」と戦後まんが
2 梶原一騎 未完のビルドゥングスロマン
3 萩尾望都 主人公の内面をどう描くか
4 吾妻ひでお 〈おたく〉なるものの起源
5 岡崎京子 高度資本主義下の少女まんが
●第2部・アニメ論――ササキバラ・ゴウ
6 宮崎駿と高畑勲 「ホルス」が開いた新しい時代の扉
7 出崎統 ジュブナイルの物語構造
8 富野由悠季 アニメの思春期
9 ガイナックス プロとアマチュアの境界
補講 石ノ森章太郎 メディアミックスの先駆者

書誌情報

紙版

発売日

2001年05月18日

ISBN

9784061495531

判型

新書

価格

定価:792円(本体720円)

通巻番号

1553

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介