
万里の長城 攻防三千年史
バンリノチョウジョウコウボウサンゼンネンシ
- 著: 来村 多加史

建設が始まったのはいつ?国防費は?
敵の来襲にどう備えた?
悠久の謎がいま解ける!
果たしてあの長大な建造物は役に立ったのか。
城をめぐる攻防にはどんな戦闘があり、国防の経費はどの程度だったのか?
3000年にわたり、さまざまな政権とともに歴史を刻んできた万里の長城の素顔に迫る。
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目次
第1章 長城防衛の起源――西周時代~春秋戦国時代
1.長城建設はいつはじまったか
2.戦国長城を復元する
第2章 「万里」をはるかに超えて――秦代~前漢時代
1.長城を膨らませる意義はどこにある
2.さらに広がる万里の長城
3.のびすぎた長城をどう守ろう
第3章 揺らぎはじめた長城経営――後漢時代~宋代
1.転換する防衛戦略
2.長城はもういらない?
第4章 時代遅れとなりゆく長城――元代~清代
1.長城防衛、復活の兆し
2.長城復活し、そして捨てられる
書誌情報
紙版
発売日
2003年07月20日
ISBN
9784061496743
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1674
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社現代新書