
アインシュタイン 相対性理論の誕生
アインシュタインソウタイセイリロンノタンジョウ
- 著: 安孫子 誠也

天才の直観か? 論理的推論の結果か? 相対性理論はアインシュタインのオリジナルか?
数々の論争に終止符を打つ、画期的論考!
26歳の若者がなぜ物理学に革命を起こせたのか? 論文から講演録、ラブレターまでを読み解きながら、思索の道筋を平易にたどる。
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目次
プロローグ――アインシュタイン26歳、奇跡の年
1章 3大業績への道のり
1―3大業績とそれ以前の研究との関係
2―革命的理論へと導いた要因 自伝ノートから
3―ラブレターに刻まれた研究の足跡
4―アインシュタインの研究プログラム
5―世紀転換期の物理学 2つの研究伝統
2章 京都講演「如何にして私は相対性理論を創ったか」
1―ヴェルトハイマーによるインタビュー
2―京都講演のテキストと翻訳者
3―京都講演全文
4―語られた相対性理論の構築過程
5―アインシュタインの「日本感想記」
3章 相対性理論をめぐる論争
1―特殊相対性理論はアインシュタインのオリジナルか
2―武谷三男-広重徹論争とダリゴルの見解
3―アインシュタインの独自性はどこにあるか
4―天才の直観か、論理的推論か
4章 「双子のパラドクス」の真実
1―宇宙飛行士の寿命は延びるのか
2―一般相対性理論は不必要か
エピローグ―波乱の後半生
書誌情報
紙版
発売日
2004年02月20日
ISBN
9784061497047
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1704
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社現代新書