魔女とカルトのドイツ史

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魔女とカルトのドイツ史

マジョトカルトノドイツシ

講談社現代新書

魔女狩りとホロコーストの連続性とは?
ヒトラー・カルトは、キリスト教とゲルマン文化の確執から誕生した!

異端狩り、ユダヤ人狩りや魔女狩りの悲劇は、中世から現代にいたるまで、なぜ何度も繰り返されたのか? その真相をカルト発生の観点から読み解く。


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目次

第1章 中世ドイツの集団妄想症候群
 1――子ども十字軍への熱狂
 2――集団ヒステリーのはじまり
 3――中世のユダヤ人大虐殺
第2章 ハーメルンの「笛吹き男」と子どもたち
 1――「笛吹き男」伝説の実像
 2――変貌していく「笛吹き男」
第3章 魔女狩りと魔女裁判
 1――魔女狩りの発端
 2――ドイツの魔女裁判
 3――子ども魔女裁判
 4――インターメッツォ
第4章 ヒトラー・カルトと集団妄想
 1――ヒトラー・カルトの生成
 2――ヒトラー独裁体制の確立
 3――ホロコーストへの道
第5章 カルト集団の生成メカニズムと連鎖
 1――カルト集団の生成
 2――集団妄想を支えたシステム
 3――集団妄想の伝播
 4――集団妄想の連鎖の構造
第6章 ドイツの基層文化とデーモンの噴出
 1――ドイツの基層文化
 2――「笛吹き男」伝説に見る基層文化の残滓
 3――基層文化の習俗と魔女狩り
 4――デモーニッシュなマグマの噴出

書誌情報

紙版

発売日

2004年02月19日

ISBN

9784061497054

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

1705

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

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