<美少女>の現代史

<美少女>の現代史

ビショウジョノゲンダイシモエトキャラクター

講談社現代新書

宮崎 駿、吾妻ひでおから ときメモ、プランツ・ドールまで なぜ萌えるのか

まんが・アニメに溢れる美少女像はいつ生まれてどう変化したのか? 「萌え」行動の起源とは? 70年代末から今日までの歴史を辿る。

●なぜ宮崎 駿は、あんなに少女ばかりを主人公にしてアニメを作るんだろうか?
●最近よく聞く「萌え」っていう言葉は、結局のところ何なんだ?
●小説はあまり読まないが、村上春樹はなんとなく読んでしまうのは、なぜだろう。
●最近のまんが、アニメや小説では、なぜあんなに「妹」がもてはやされるんだろうか。
●『少女民俗学』を書いた大塚英志も、『制服少女たちの選択』を書いた宮台真司も、なぜあんなに少女のことばかり気にするんだろうか。
――おたく文化を鮮やかに論じる!


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目次

序――キャラクター消費社会と性
第1章 「美少女」の誕生
第2章 世の中はいかにして美少女化したか
第3章 変貌していく美少女
第4章 美少女という問題

書誌情報

紙版

発売日

2004年05月20日

ISBN

9784061497184

判型

新書

価格

定価:792円(本体720円)

通巻番号

1718

ページ数

200ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介