ニッポン発見記

ニッポン発見記

ニッポンハッケンキ

講談社現代新書

旅の極意は<発見>にあり!
雲の流れにつれて、陽が出たり、かげったりした。
どんな山間にも生活の影がさし、文明のけはいがする。ひそかな歴史を宿している。

人間の本質は移動にある、とパスカルは言った。函館はガンガン寺から院内の石橋まで、未知の風景を訪ね、共同湯につかり、旅の自由に誘う16話。


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目次

北海道・東北篇
ガンガン寺界隈―函館(北海道)
扇状地と漬物―江刺(岩手県)
地獄極楽参拝記―川原毛(秋田県)
鋤と鍬―松ヶ岡(山形県)
ニシン鉢の故里―会津本郷(福島県)
中部・関東篇
ちいさなヴェニス―宿根木(新潟県)
念仏と葡萄酒―越後高田(新潟県)
米騒動見学―水橋(富山県)
中高年ディズニーランド―新島、式根島(東京都)
長生きの秘訣―棡原(山梨県)
海上安全―三国町(福井県)
関西以西篇
サギと風車―新旭町(滋賀県)
タヌキの金玉―信楽(滋賀県)
紅色の夢―吹屋(岡山県)
藍より青し―脇町(徳島県)
石橋巡礼―院内町(大分県)

書誌情報

紙版

発売日

2004年05月20日

ISBN

9784061497207

判型

新書

価格

定価:770円(本体700円)

通巻番号

1720

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介