公会計革命

公会計革命

コウカイケイカクメイクニナビガカエルニホンノザイセイセンリャク

講談社現代新書

政治家よ、官僚よ、目を覚ませ!
日本を破綻から救う革命的意思決定システム!

●国民は政府の「顧客」ではなく「主権者」だ
●将来世代へのツケ回しをどう減らす?
●20XX年の内閣総理大臣の仕事
●日本は財政破綻するのか
●あの公共事業官庁の予算をシミュレーション!
●公会計は世界の経済と歴史を変える

国ナビとは何か
まず、「国家とは誰のものか。国家というシステムは、誰のためにあらねばならないのか」という問いを立ててみよう。言うまでもなく、その回答は「国民」以外にはないはずだ。(中略)つまり、国家の実質的所有者である国民がその経営を政治家にゆだねても、政治家が自分勝手な経営をしたり、私腹を肥やしたりしないようチェックするシステムが必要になるのだ。それが国ナビであり、民間企業において、会社の実質的所有者である株主が、経営を委任している経営者をチェックするために企業会計を利用する姿に重なるだろう。――<本文より>


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目次

序章 公会計とは何か
第1章 「国ナビ」は予算編成を根底から変える
第2章 国家は誰のものか
第3章 「国ナビ」による国家財政戦略
第4章 「国ナビ」開発プロジェクト
第5章 公会計で見る日本の未来

書誌情報

紙版

発売日

2004年10月20日

ISBN

9784061497481

判型

新書

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

1748

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介