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男と女の法律戦略
オトコトオンナノホウリツセンリャク
- 著: 荘司 雅彦

不倫、離婚、慰謝料、婚約詐欺… テレビが絶対に教えない「男女関係と法律」の鉄則!
孫子の兵法に「勝算なきは戦わず」とあるように、勝つ見込みがなければ戦争を始めてはいけません。俗に言う「負ける喧嘩はするな」ということです。男女間の法律問題にも、これはよく当てはまります。(中略) 敵の中には、常軌を逸するほど強靱な相手がいます。(中略)「マザコン男性とその母親」などがいい例です。彼らは深い愛情で結ばれており、一般的に、他者からの攻撃に対して非常に強く反撃します。そういう相手と戦って勝つのは容易ではないし、仮に勝ったところでこちらの消耗も大きくなります。そういう相手に対しては、戦わずに兵を引いて、こちらの資源を温存するのです。そして、将来向こうが自滅するのを待つのです。これを私は「不敗戦略」と呼んでいます。――<本書より>
屈指の経験を持つ弁護士の「戦わずして勝つ」考え方
●離婚してくれない相手との別れ方
●「不倫すると慰謝料を取られる」と思え
●「弁護士殺しの必殺技」とは?
●リスクを減らす「不敗戦略」
●「子供の親権だけは確保する」場合
●裁判官は何に弱いか
●孫子とクラウゼヴィッツの教訓
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 「男女関係と法律」に関する9の鉄則
第2章 戦わないのも高等戦略
第3章 守りを固めて相手を消耗させる
第4章 局面を有利にする交渉の技術
第5章 相手を崩す訴訟戦略
書誌情報
紙版
発売日
2004年12月19日
ISBN
9784061497689
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1768
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社現代新書