トヨタモデル

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トヨタモデル

講談社現代新書

世界を制した「哲学」の全貌

不死鳥のような再起
トヨタ自動車がこのように、いったんは倒産の危機に追い込まれながら、不死鳥のように立ち直り世界一になろうとしている一番の秘訣は、いつも危機感を社員に与えて改善に取り組んでいることである。奥田碩会長の「変えないことは一番悪いことである」という言葉であらわされているように、いつも前進するという意識が7万人の社員に叩き込まれている。また、「車を作ることは人作りをすることである」という張富士夫副会長の考え方もこの危機感から来ている。――<本書より>


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目次

序章 中部国際空港を生んだトヨタモデル
第1章 「プリウス」誕生
第2章 「販売のトヨタ」の強さと弱さ
第3章 加速する海外展開
第4章 かんばん方式は生き続けるか
第5章 労働組合は会社のいいなりか
第6章 コストダウンの「哲学」
第7章 21世紀をにらむ戦略
第8章 トヨタは誰が支配しているのか

書誌情報

紙版

発売日

2005年06月18日

ISBN

9784061497849

判型

新書

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

1784

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介