性愛奥義

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性愛奥義

セイアイオウギカンノウノカーマスートラカイドク

講談社現代新書

われわれはなんと貧困な性愛しか知らなかったか!
誘惑の作法から爪と歯の使い方まで いまこそ学ぶ、古代の智恵

卓抜な比喩と精緻な分類から豊穣なカーマの世界が浮かび上がる!
●男のなすべき行為(9段階)
……/摩擦/圧迫/一撃/猪の一撃/牡牛の一撃/雀のたわむれ
●抱擁(12種類)
接触/媚態/摩擦/圧迫/蔓草の纏わり/木登り/……
●爪のたて方(8種類)
……/半月/環状/線状/虎の爪/孔雀の脚/兎の跳躍/蓮の葉
●女性からの愛情表現の見抜き方

愛の技術
インドの愛の指南書『カーマ・スートラ』は、有名なわりに意外と読まれていない。一般には性愛の体位を集めたいわゆる四十八手の指南書のように誤解されているが、その論ずるところはもっとはるかに深い。『カーマ・スートラ』が西欧に紹介されてから100年ちょっと経つわけだが、いまだに誤解されたままであり、ポルノグラフィーなみに扱われることが多いのが現状だ。しかし、まず最初にお断りしておかなければならないが、『カーマ・スートラ』で語られているのは「愛の技術」である。人間同士が出会って、お互いに言葉を交わし、魅かれ合い、愛し合うための手引書とでもいうべきものなのである。――<本書より>


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目次

第1章 出会い
第2章 誘惑
第3章 誰にも習うことのない愛の技術
第4章 愛こそすべて

書誌情報

紙版

発売日

2005年08月20日

ISBN

9784061498013

判型

新書

価格

定価:792円(本体720円)

通巻番号

1801

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介