
<変態>の時代
ヘンタイノジダイ
- 著: 菅野 聡美

南方熊楠、宮武外骨、中村古峡、そして江戸川乱歩、梅原北明
検閲、発禁と闘って変態研究に熱中した男たち
「変態」の語に性的な意味はなかった?知の最前線は、変態の研究だった?変態心理、変態広告、変態結婚とは?「変態」をキーワードに近代を読みかえる!
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目次
第1章 変態のあけぼの 『変態心理』とその時代
第2章 性とは無縁な「変態」 幽霊、神がかり、迷信
第3章 流行語になった「変態」
第4章 変態性欲って何?
第5章 民俗学と変態
第6章 「変態イコール変態性欲」への道
第7章 変態で遊び変態で闘った男たち
第8章 「正常」の逆襲と総力戦体制
書誌情報
紙版
発売日
2005年11月19日
ISBN
9784061498150
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1815
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社現代新書