日本人はなぜ狐を信仰するのか

日本人はなぜ狐を信仰するのか

ニホンジンハナゼキツネヲシンコウスルノカ

講談社現代新書

お稲荷さんの謎を解く鍵は、エジプト・インドにある!
稲荷の鳥居はなぜ赤いのか?豊川稲荷はなぜダキニを祀るのか?「こっくりさん」の起源は何か?狐とエジプトのアヌビスの関係とは?タロットカードで見る狐の役割とは?新羅の伝説が示す稲荷縁起が持つ意味とは?

江戸時代から「伊勢屋、稲荷に犬の糞」とどこにでもあるものの代名詞として謳われ、いまでも日本中にあるお稲荷さん。しかし、そもそもなぜ稲荷は日本中に存在するのか?なぜ稲荷と言えば狐なのか?そして稲荷は何を祀っているのか?古代エジプトからインド、そして中国から新羅、日本。時間と空間を超え、稲荷信仰の謎に迫る。


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目次

第1章 日本の狐とは何か
第2章 神道系稲荷 伏見稲荷の構造
第3章 土地神様としての稲荷
第4章 仏教系稲荷 ダキニを祀る理由
第5章 狐の役割
第6章 稲荷縁起の謎

書誌情報

紙版

発売日

2006年02月18日

ISBN

9784061498297

判型

新書

価格

定価:792円(本体720円)

通巻番号

1829

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介