知的な大人の勉強法 英語を制する「ライティング」

知的な大人の勉強法 英語を制する「ライティング」

チテキナオトナノベンキョウホウエイゴヲセイスルライティング

講談社現代新書

会話重視の学習よ、さらば!
本物の英語力を育てる「5パラグラフ・ライティング」とは何か?トリリンガルの著者による最強の英語習得戦略。日本人よ自信を持とう!

●日本の「費用対効果」が低すぎる理由
●「楽しくおしゃべり」では上手になれない
●「読み・書き偏重」という学校英語批判は的はずれ
●英語に「浸す」授業法の罠
●留学で伸びる本当の理由
●読んで書いて議論する
●エッセイを直すことに意味がある
●パラグラフ・ライティングで論理的思考を養おう

英語教育にまつわる「偽りの救い」
たしかに学校の英語教育を6年間受けたところで、たいていの日本人は英語があまりしゃべれない。書けない。聞けない。読めない。それにもかかわらず、1100時間の授業が無駄な努力であったというのは真っ赤なウソである。なぜなら、学校教育は英語を学ぶにおいて欠かせない土台、つまり「ボキャブラリー」と「グラマー」を教え込むからだ。(中略)将来ちゃんと英語を使いこなそうと思えば必ず役に立つであろう、基本中の基本をしっかりと教えていると言えるのではないだろうか。そもそも日本の学校英語教育が「読み・書き」中心という言い方自体、相当に的外れであると言わざるをえない。「読み」はともかく、「書き」は皆無に等しいのである。――<本書より>


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目次

第1章:何が問題なのか(WHY?)
 1.英語教育にまつわる神話
 2.日本の英語教育は何が間違っているか?
第2章:何を学ぶべきか(WHAT?)
 1.留学で英語が伸びる理由
 2.「書く」ことのすすめ
 3.パラグラフ・ライティングの授業法
 4.英語圏学習法の示唆するもの
第3章:どう学ぶか(HOW?)
 1.良い先生を見つける
 2.いますぐできる独習法
終章:振れすぎた振り子
 1.既存のアプローチを見渡す
 2.ESLを乗り越えて

書誌情報

紙版

発売日

2006年03月18日

ISBN

9784061498310

判型

新書

価格

定価:770円(本体700円)

通巻番号

1831

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介