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知ってる古文の知らない魅力
シッテルコブンノシラナイミリョク
- 著: 鈴木 健一

「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて……」徒然草の有名な書き出しは、実は兼好法師のオリジナルじゃなかった!? 「つれづれなりし折……」(和泉式部)、「つれづれに侍るままに……」(堤中納言物語)、「つれづれのままに……」(讃岐典侍日記)など、平安時代の定番フレーズがその源にあった。古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句から、新たに生まれる流れを辿ってゆく。
「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて……」徒然草の有名な書き出し。実は兼好法師のオリジナルじゃない!?
「つれづれなりし折……」(和泉式部)
「つれづれに侍るままに……」(堤中納言物語)
「つれづれのままに……」(讃岐典侍日記)
平安時代の定番フレーズをいただきました。
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目次
第1章 『源氏物語』――女性たちのドラマ
第2章 『平家物語』――男性たちのドラマ
第3章 『枕草子』――自然を切り取る
第4章 『おくのほそ道』――漂泊する人生
第5章 『竹取物語』――伝承を乗り越えて
第6章 『伊勢物語』――小さな恋の物語
書誌情報
紙版
発売日
2006年05月19日
ISBN
9784061498419
判型
新書
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
1841
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2016年09月23日
JDCN
0614984100100011000B