
茶人たちの日本文化史
チャジンタチノニホンブンカシ
- 著: 谷 晃

中国から茶を持ち帰った栄西から 侘数寄の大成者・千利休を経て
「用の美」の柳宗悦、「心の茶」の久松真一まで
日本の茶文化の誕生・展開・精華
コーヒーと並び世界中で愛飲される嗜好品・茶。数千年前、中国南部からインド北部にはじまった飲茶風習は、多様な受容の形をとって世界各地に広まり、それぞれの国・地域に多彩な茶文化を開花させた。そしてそれは、日本では茶の湯として結実した――。ともすれば茶の湯に偏りがちだった従来の茶文化観を排し、日本の歴史・日本文化の中での位置づけを意識しながら綴る、千年にわたり茶人たちが織りなしてきた茶文化の物語。
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目次
第1章 茶の伝来
第2章 飲茶風習の拡がり
第3章 茶の湯の大成
第4章 展開する茶の湯
第5章 茶文化はどこへ行くのか
終章 茶の湯と日本文化
書誌情報
紙版
発売日
2007年02月17日
ISBN
9784061498785
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
通巻番号
1878
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社現代新書
電子版
発売日
2018年06月08日
JDCN
06A0000000000014589L
著者紹介
著: 谷 晃(タニ アキラ)