最新コロイド化学

最新コロイド化学

サイシンコロイドカガク

工業的に広く扱われているコロイドは、最近になって先端材料分野での応用がめざましい。本書では超薄膜、磁性材料、セラミックス焼結材料、人工血液材料など多岐にわたる最新の話題にふれた。


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目次

1 コロイド分散系の調製と物性
  1.分散系の程度と生成法概論
  2.単分散コロイド粒子の生成
  3.超微粒子
  4.高分子ミクロスフェアーの生成
  5.複合微粒子の生成
  6.分子集合体としてのコロイド系
2 表面間力とコロイドの安定性
  1.コロイド粒子の帯電と分散・凝集
  2.ヘテロ凝集
  3.界面活性剤の分散・凝集作用
  4.高分子の吸着と分散・凝集作用
  5.非水分散系の安定性
  6.表面間力の直接測定
3 実験手法
  1.実験法概論
  2.界面動電現象
  3.レオロジー測定
  4.静的および動的光散乱法
  5.SAXS、EXAFS――X線を利用する方法
4 応用
  1.応用概論
  2.浮遊選鉱
  3.磁性流体
  4.エマルション製品
  5.バイオコロイド:その界面電気化学的研究
  6.エネルギー関連製品

書誌情報

紙版

発売日

1990年09月19日

ISBN

9784061533288

判型

A5

価格

定価:6,380円(本体5,800円)

ページ数

254ページ

著者紹介