キニンとアンギオテンシン-生体調節の分子機構

キニンとアンギオテンシン-生体調節の分子機構

キニントアンギオテンシンセイタイチョウセツノブンシキコウ

新しい抗高血圧薬や抗炎症・抗アレルギー薬開発に期待されるカリクレイン・キニン系とレニン・アンギオテンシン系の相互作用とその生化学・薬理・分子生物学を詳述。


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目次

1 序章
  1.キニンとアンギオテンシンのルーツ
  2.血管をめぐる両者の関係
  3.ナトリウムをめぐる両者の関係
  4.これからの問題点
2 概説
  1.キニン系
  2.アンギオテンシン系
3 キニン系はどこまでわかったか
  1.ブラジキニンの受容体と情報伝達
  2.キニンの遊離機構
  3.キニン分解酵素
4 アンギオテンシン系はどこまでわかったか
  1.アンギオテンシン受容体
  2.アンギオテンシンの遊離機構
  3.レニンの遊離とその制御機構
5 生体内の役割
  1.循環調節
  2.キニン系と凝固・線溶系
  3.カリクレイン-キニン系と炎症・アレルギー
  4.血漿キニン系と感染症
  5.アンギオテンシン系の異常
  6.キニン系の先天的異常
  7.腎臓
  8.カリクレイン-キニン系、レニン-アンギオテンシン系とプロスタグランジン系の相互作用とその臨床的意義
6 キニン系およびアンギオテンシン系の阻害薬
  1.キニンアンタゴニスト
  2.カリクレインとXIIaのインヒビター
  3.アンギオテンシンアンタゴニスト
  4.レニンインヒビター
  5.アンギオテンシン変換酵素阻害薬
  6.中性エンドペプチターゼ24.11阻害薬

書誌情報

紙版

発売日

1994年01月27日

ISBN

9784061536302

判型

A5

価格

定価:8,010円(本体7,282円)

ページ数

278ページ

著者紹介