活性酸素とシグナル伝達

活性酸素とシグナル伝達

カッセイサンソトシグナルデンタツレドックスセイギョトセイブツノセイゾンセンリャク

生命潮流の根幹をなす複雑な代謝の流れに不可欠な役割を果たしている活性酸素。その実体を、遺伝子発現制御、各種疾患におけるシグナル伝達を中心につぶさに紹介。


  • 前巻
  • 次巻

目次

1 シグナル伝達調節因子としての活性酸素
  1.シグナル伝達系のクロストーク
  2.活性酸素と抗酸化分子群の相互作用
2 活性酸素による遺伝子発現制御
  1.転写因子NF-kBのレドックス制御
  2.メタロチオネインの遺伝子制御
  3.ヘムおよびストレス蛋白質の遺伝子制御
  4.SODとグルタチオンペルオキシダーゼの遺伝子制御
  5.NO合成酵素の発現制御機構
  6.排卵における活性酸素関連遺伝子の制御
3 活性酸素による情報制御系のゆらぎと疾患
  1.NOによるエネルギー代謝制御
  2.好中球の活性酸素代謝とシグナル伝達
  3.Tリンパ球のレドックス制御
  4.血管細胞群のシグナル伝達と酸化ストレス
  5.肝微小循環制御とNOシグナル
  6.神経機能制御と活性酸素代謝
  7.酸素ストレスによる周産期細胞社会の制御
  8.生殖医学とNO代謝
4 活性酸素代謝制御試薬
  1.活性酸素とバイオチオールの代謝制御

書誌情報

紙版

発売日

1996年08月23日

ISBN

9784061536456

判型

A5

価格

定価:5,126円(本体4,660円)

ページ数

220ページ

著者紹介