
グリーンバイオテクノロジー―持続的社会のための生物工学
グリーンバイオテクノロジージゾクテキシャカイノタメノセイブツコウガク
バイオで創造する、環境にやさしい近未来技術の提言と創薬
OECDの提唱する「サステイナブル テクノロジー」の概念実現のため、
1)生体触媒を用いる反応の効率化・特殊化、
2)生物反応を利用する廃棄物の資源化と省エネルギープロセス化、
3)炭酸ガスのバイオプロセルによる利用、
4)再生資源を原料とするマテリアル生産、
5)未利用低品質資源あるいは希釈資源の利用技術の開発、
の立場から最新の話題を紹介。
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目次
1編 生体触媒によるグリーン化
1 酵素反応のからくりをグリーン化に生かす
2 入手容易な生体触媒を利用する不斉合成
3 抗体触媒は酵素をこえられるか
4 酵素は超臨界流体中でも使える
5 動物細胞に糖鎖を作らせる
2編 バイオでプロセスのグリーン化
6 菌体で有用物質を作る
7 微生物で石油を作る
8 製紙汚泥から糖、アルコール、化学品を作る
9 廃水の有機物をバイオで消す
10 炭酸ガスを微生物に食べさせる
11 メタンからメタノールを作る
3編 グリーンバイオマテリアル
12 DNAをフィルムにする
13 食品ゴミからポリ乳酸を作る
14 バイオ製錬――技術と機構
15 低品位炭をバイオで利用する
書誌情報
紙版
発売日
2002年05月15日
ISBN
9784061543102
判型
A5
価格
定価:3,520円(本体3,200円)
ページ数
208ページ
著者紹介
編・その他: 海野 肇(ウンノ ハジメ)
編・その他: 岡畑 恵雄(オカハタ ヨシオ)