有機化学のための 高分解能NMRテクニック

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有機化学のための 高分解能NMRテクニック

ユウキカガクノタメノコウブンカイノウエヌエムアールテクニック

NMRを使いこなしたいすべての人に!
測定を依頼するだけの人から、自分で操作する人、管理する立場の人、難解な省略語(アクロニム)に辟易している人、無数のパルス系列にうんざりしている人に経験豊富な著者がNMRを明快に実際的・実用的に解説

特色
●NMRの現象や手法が絵でわかる
●カラーを用いたきれいなスペクトルや図を多用
●数式は極力避けた
●一次元(1D)NMRは軽く、二次元(2D)NMRを中心に説明

「……無数といえるパルス系列に、新米化学者は当惑するだけで、どこから手をつけていいのか、手元の問題に対してどの技法を選ぶべきかわからないままの状態なのです。この本で私は実験化学者にとって最も役に立つ技法だけを集め、これらの技法を図解で説明することを試みました。……この本は長年の間に開発された数多い技法のエッセンスで、最も適切な部分だけを集大成したものというべきものでしょう。」――――(著者「まえがき」より)


  • 前巻
  • 次巻

目次

1 はじめに
2 高分解能NMR入門
3 高分解能NMRの実際
4 1次元法
5 化学結合を介した相関
 1:同種核シフト相関
6 化学結合を介した相関
 2:異種核シフト相関
7 化学シフトとカップリングの分離
 :J分解分光法
8 空間を介した相関
 :核Overhauser効果
9 実験法
付録 アクロニム一覧表

書誌情報

紙版

発売日

2004年01月24日

ISBN

9784061543140

判型

B5

価格

定価:10,780円(本体9,800円)

ページ数

402ページ

著者紹介

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