なっとくする物理化学

なっとくする物理化学

ナットクスルブツリカガク

おいしさ満点、栄養たっぷり。読めば読むほど味が出る!

人生やスポーツに応援歌があるように、物理化学を学ぶ人にも応援歌があってもいいのではないか……この本はそういうつもりで書いた。物理化学というと式が多いからいやだという人が多い。なにをかくそう、かくいう私もかつてはそうで、式はとばして文章だけ読んでいた。しかしそれではなんにも分からない。式を使うのはなぜか。式は濃縮ジュースのようなものである。これを「なっとく」するには「濃縮還元ジュース」にして飲めるようにしなければならない。――(本書「まえがき」より)


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目次

第1章 オードブルをどうぞ(化学結合の話)
第2章 物質が変化するとき(熱力学)
第3章 化学反応の進む向きは?
第4章 分子の体操イチ、ニのサン(分子の振動と回転)
第5章 原子中の電子のジャンプ
第6章 分子の中の電子はどうしているか?
第7章 ドロンドロドロお化け屋敷(化学反応の速度)
第8章 混ぜ混ぜの物理化学(溶液論と多相平衡)

書誌情報

紙版

発売日

2004年07月30日

ISBN

9784061545540

判型

A5

価格

定価:2,970円(本体2,700円)

ページ数

240ページ

シリーズ

なっとくシリーズ

著者紹介