
考古学入門
コウコガクニュウモン
- 著: 浜田 青陵

中国などでの歴史的遺跡発掘が相つぐ今日、考古学への関心は高まっている。本書は考古学草創期に斯学の大先達が自身の手書きによる豊富な図版で考古学博物館を誌上に再現し、巡覧するというユニークな形で平易に解説した考古学入門書の白眉である。ここには考古学とはどういう学問か、考古学的見方、考え方とはどういうことかが誰にもわかるよう説かれている。さらに世界の民族や文化や歴史などを考える際にもまたとない好著である。
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目次
・博物館の種類と役割
・世界各国の博物館
・考古学という学問
・旧石器時代室
・新石器時代室
・日本の先史時代室
・日本の原史時代室
・朝鮮と満州の古墳室
・アルス版「はしがき」
書誌情報
紙版
発売日
1976年06月07日
ISBN
9784061580176
判型
A6
価格
定価:770円(本体700円)
通巻番号
17
ページ数
185ページ
シリーズ
講談社学術文庫