
語られざる哲学
カタラレザルテツガク
- 著: 三木 清

名著、復刊。
「語られざる哲学」は、大正期に青春時代を送った哲学者三木清の、若き日の内省の記録であるとともに、その半生の回顧録でもある。悩ましい青春の体験を懺悔し、虚栄心、利己心、傲慢心の三者を排し、素直な心をもって、また、「外に拡がりゆく心よりも、内に向かって掘り下げてゆく心」をもって、「正しく、よく、美しく生きること」について静かに思いめぐらし、自己確立を思索した書で、三木清の哲学的人生を画するもの。他に「我が青春」を収録。
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目次
語られざる哲学
我が青春
解説――宮川透
書誌情報
紙版
発売日
1977年06月08日
ISBN
9784061581449
判型
A6
価格
定価:495円(本体450円)
通巻番号
144
ページ数
118ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
著: 三木 清(ミキ キヨシ)