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資本論入門
シホンロンニュウモン

日本のマルクス経済学研究の最高峰に位置する著者の業績は、宇野経済学の名の下に、科学とイデオロギーの峻別、原理論・段階論・現状分析の三段階論の方法、『資本論』の独自な解釈、などの特色をもつ体系として結実した。このマルクス経済学の泰斗が、『資本論』の構成と内容を論じた本書は、単なる解説的入門書ではなく、創造的研究に基づいてその解明を試みたものであり、『資本論』を深く学ぼうとする人にとって不可欠の名著である。
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目次
1 『資本論』の出るまで
2 『資本論』第一巻の解説
1 商品・貨幣の形態規定
2 貨幣の資本への転化
3 資本の生産過程
4 労働力の価値(または価格)の労働賃銀への転化
5 資本の蓄積過程
3 『資本論』の構成
1 第一巻の構成
2 第二巻の対象と構成
3 第三巻の対象と構成
書誌情報
紙版
発売日
1977年06月08日
ISBN
9784061581463
判型
A6
価格
定価:1,221円(本体1,110円)
通巻番号
146
ページ数
287ページ
シリーズ
講談社学術文庫