
哲学案内
テツガクアンナイ

哲学はなぜ難しいと言われるか。それは、哲学に接する際の姿勢に問題がありはしないか。――著者はまず、「哲学とは」「哲学することとは」を問い直す。次いで、ソクラテス・プラトンから現代の哲学までの歩みをたどりつつ、哲学と宗教・哲学と科学・アトムとイデア・唯物論と唯心論・観念論と実在論・形相と資料・主観と客観など、哲学研究に欠くことのできない基本的諸問題を、ひとつひとつ掘り下げて語り、哲学への道を案内する。
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目次
1 哲学と哲学すること
2 ソクラテスとプラトン
――哲学と社会生活――
3 物を考えるとはどういうことであるか
4 人間的出発と体系的出発
――哲学的思考の二つの型――
5 哲学と科学
6 哲学と宗教
7 哲学の三つの類型
8 アトムとイデア
9 唯物論と唯心論
10 観念論と実在論
11 形相と資料
12 主観と客観
13 今日の時代における哲学の必要について
書誌情報
紙版
発売日
1977年06月08日
ISBN
9784061581579
判型
A6
価格
定価:462円(本体420円)
通巻番号
157
ページ数
86ページ
シリーズ
講談社学術文庫