
論語講義(五)
ロンゴコウギ

著者渋沢栄一は、明治政財界の大立物である。維新の動乱をくぐりぬけ、明治新政府の財政・金融制度の確立に尽力。明治6年下野して後は、第一国立銀行の創立を初め、500余の会社を設立し、我国資本主義経営の礎を固めた。その著者が日常生活の規準とし、実業経営上の金科玉条として全面的に信頼したのが「論語」である。本書は著者が晩年に、自らの波乱の体験を語りながら「論語」を解説し、その読み方を説いた、異色の「論語講義」である。
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目次
・顔淵 第十二
・子路 第十三
書誌情報
紙版
発売日
1977年11月08日
ISBN
9784061581906
判型
A6
価格
定価:770円(本体700円)
通巻番号
190
ページ数
182ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
装丁: 蟹江 征治(カニエ セイジ)